あなたのその手から、その血塗れの鈍器が離れますように。

まぁ、ね。いつか来るとは思ってたんですよ。

尻字への怒りのお問い合わせ。

④をアップしたときになにかしら来ることを覚悟してたのにびっくりするほど来なくって、楽しく読んでくれてよかったなってほっとしてたんですけどね。


きましたよ。


でもそれは、わたしのところでもうつぼさんのところでもなく、大っぴらにはツイートしてなかった同室のお友達のところに、捨て垢で。

 


……ねぇ、なーんでそっち行っちゃうかなあ。

 

 

 

彼女にメッセージを送ったあなたがあの日あの場にいたうちの一人なのか、それともそうでないのか……わたしたちには読み取ることが出来ません。でもわたしたちじゃなく、わざわざ彼女を選んで言葉をぶつけられる人間ってことは、ある程度あなたの属性の予測はつくんですよ。その予測をつけた上で、わたしは今、ただただやるせない気持ちでいます。本当にむなしい。

 

尻字をしてもらったことについて、もしくは、レポにその様子を書いたことについてお怒りなのであれば……わたしがあなたにしてあげられることはたったひとつです。説明しますね。


まず、Twitterを立ち上げてください。そして、嫌かもしれませんがわたしのアカウントを開いてください。検索したくない?じゃあリンクを貼っておきますね。

https://twitter.com/lilicaaaaallll
そしたら、プロフィールの上に丸の中に小さい丸が3つ並んだマークがありますね。「@lilicaaaaallllさんをブロック」って出ますよね。そう。それをタップしてください。

 

……さぁ!これであなたのTLがとっても過ごしやすいものになりました!

よかったですね!さようなら!!

 

………わたしがあなたに慈悲をもってアドバイスしてあげられるのはそれだけです。それ以外なにもありません。残念ですが。

 

 

 

今回レポを書こうと決めた時、どこまで書くかは正直とても迷いました。それでも迷った末に全部書きました。これを読んで誰かの中のちばくんのイメージが変わったとしても、それはきっといい意味で変わるという確信があったからです。お部屋訪問でちばくんと接した、私たち自身が確信をもっているんです。

だって、私たちがそうだったから。

 


レポの中には情景が伝わりやすいようにあとから付け足した言葉もあれば、文章では直接的すぎてニュアンスが伝わりにくいからとあえて削った言葉もあります。ハンドルネームとはいえ、自分の名前を出してインターネットの海に流すんですから、それなりの責任感と覚悟はもっています。拙いですが、きちんとそれなりの読み物になるようにブラッシュアップしました。それでも意図しない形でねじ曲がって伝わってしまっていたなら、それはわたしの力不足です。精進します。

 


人にはそれぞれの尺度があります。

正しいこと、間違っていること。

許せること、許せないこと。

誰一人として同じ尺度の人はいないでしょう。家族であっても、恋人であってもどこかしら違う。それは人間だから当たり前のことです。むしろそうじゃないとおかしい。お互いを尊重し合っていれば、一緒なわけがないんだから。


怒っているあなたは、どの尺度で怒っているのでしょうか。あなたの尺度で怒っていますか?あなたの尺度で怒っているのなら、あなたの心身の健康のためにさっきのブロックを遂行していただくしかありません。あなたの尺度は気に入らない人をぶん殴るためのものではないからです。

 

そうではなくて、もし、本人以外知り得ないちばくんの尺度を持ち出して怒っているのなら……それは本当にやめた方がいいです。

 

わたしはそれが一番こわい。


彼に代わって正義の鉄槌のつもりで振り回しているそれは、ただの鈍器です。そこにあなたの好きな人の意思は欠片もありません。だってそれは彼のものではないからです。わたしたちに振り上げたその鈍器は、いつか、他の誰かにまた振り下ろしたくなる日が来ます。これは彼のためにやっているという信条に基づいているせいです。でも、それはあなたの大好きな人の未来を潰すことにもなりかねない。大袈裟なんかじゃない。本当にそうなんです。


あの部屋のあの空気感を知っているのは、ちばくんと私たち四人と隣で笑いながら見ていたスタッフさんだけです。全員初参加で緊張している私たちに、お得意の下ネタツッコミをもって笑わせてくれたあのちばくんを、あの、一気に空気が和らいだ瞬間を知っているのはわたしたちだけなんです。あの場にいる全員が「一分使ってやることじゃないよねえ」って、バカバカしさを共有しながら楽しく過ごしたのは、あなたじゃない。

 


あなたが捨て垢で覚悟もなくメッセージを送った彼女が消えて、あなたはスッキリしましたか。